10代、20代の若い男性の頻尿の原因は?

頻尿は女性や高齢男性に多い症状ですが、近年では10代や20代といった若い世代の男性も頻尿に悩んでいる人が多いようです。

頻尿は生命にかかわる疾患ではないため症状を放置してしまいがちですが、頻尿が原因で仕事や人間関係に消極的になってしまうケースも少なくありません。将来のある若い世代だからこそ、泌尿器科を受診して症状の改善に努めるべきでしょう。

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自律神経の乱れによる頻尿

若い男性の頻尿の原因として自律神経の乱れが挙げられます。自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、この二つがバランスを保つことで身体が正常に機能します。

ところが自律神経が乱れ、交感神経が過剰に活発になると膀胱が刺激されて頻尿の症状が出てしまうのです。

若い男性特有の生活習慣には自律神経のバランスを崩す要因が多く存在します。自律神経の乱れを引き起こす生活習慣には以下のようなものがあります。

【パソコンやスマートフォンの使用】
近年、若い男性の多くが深夜までスマートフォンやパソコンを利用して、ネットサーフィンやゲームを楽しんでいます。スマートフォンやパソコンの画面から出るブルーライトは自律神経の乱れを引き起こす要因となると言われています。

また、ネットやゲームによる刺激は交感神経を優位にしてしまいますし、昼夜逆転した生活をしていると自律神経の乱れを生みます。その結果、排尿のコントロールがうまくいかず頻尿の症状が現れてしまうのです。

【入浴の際に湯船につからない】
若い男性は、湯船にはつからずシャワーだけで済ませるという人が多いようです。遅く帰宅した際などは入浴に時間をかけたくないと思うかもしれませんが、ぬるめのお湯にゆっくりつかることで自律神経のバランスが正常に保たれます。

また、血行も良くなり、冷え症の改善や免疫力のアップなどが期待できます。

【慢性的な運動不足】
仕事や学校が忙しくて、慢性的な運動不足になってしまっている人が多いようです。適度に身体を動かすことで血液やリンパの流れが良くなり、副交感神経が優位になります。

なかなか運動する時間が取れないという人は通学や通勤の際に一駅歩いたり、エスカレーターやエレベーターを使わず階段を昇り降りしたりすると良いでしょう。

【偏った食生活】

独身の若い男性は朝食を抜いたり、ファーストフードやスナック菓子を頻繁に食べたり、日常的にタンパク質や脂質の多い食事をしたり、といった具合に食生活が乱れがちです。

しっかり3食とることはもちろん、カルシウムや鉄分、ビタミンを積極的に摂取することが大切です。

カルシウムには脳神経の興奮を抑える働き、鉄分には酸素を全身に行きわたらせる働き、ビタミンには免疫力をアップさせる働きがあり、いずれも自律神経のバランスを保つために必要な栄養素です

尿路感染症による頻尿

若い男性の頻尿の原因として尿路感染症が挙げられます。尿路とは腎臓、尿管、膀胱、尿道という、尿が作られ排出されるまでの経路を指します。

腎臓から尿管までを上部尿路と言い、膀胱から尿道までを下部尿路と言います。尿路が細菌などに感染して炎症を起こすことを尿路感染症と言います。

尿路感染症には、膀胱炎、尿道炎、腎盂炎などがあります。いずれも発症すると頻尿の症状が起こるケースが多く見受けられます。尿路感染は細菌によって引き起こされるため、病院で処方される抗生物質や殺菌剤を服用することで症状の改善がみられます。

ただし、腎盂炎になってしまうと症状が重く、治療期間も長くなってしまいます。腎盂炎は多くの場合、膀胱炎が悪化することで発症します。膀胱炎の段階で医療機関を受診して治療することが大切です。

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