犬や猫などのペットもストレスや病気で頻尿や血尿が起こる

頻尿は人間だけの症状だと思っている人も多いかもしれませんが、実は犬や猫といったペットも頻尿の症状が現れることがあります。人間の場合もそうなのですが、ペットの頻尿の裏には思いもよらない病気が隠れていることもあるため、注意が必要です。

ペットのトイレの回数には気を配り、普段より多いと思われる場合や尿に血液が混ざっている場合、排尿時にいきんでいるような場合は動物病院に連れて行き、獣医の診断をあおぐようにしましょう。

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犬の頻尿について

犬の排尿回数は年齢によって異なります。子犬の頃は1日に8回程度、成犬になると1日に3~4回、老犬で1日に5~6回程度と言われています。これよりも大幅にトイレの回数が多いようだと頻尿が疑われます。犬の頻尿の主な原因には以下のようなものがあります。

【糖尿病】
人間だけでなく犬も糖尿病を発症することがあります。糖尿病にかかると血液中の血糖値が高くなってしまい、濃度を薄めるために体内の水分が血管内に取り込まれます。

増加した血液が腎臓でろ過されて、普段よりも大量の尿が作られるため頻尿になってしまうのです。糖尿病になる犬の特徴としては食欲が旺盛で、エサや水を通常よりも多く摂取します。また人間と同様で肥満傾向があります。

【クッシング病】
クッシング病とは下垂体に腫瘍が出来る疾患ですが、腫瘍はほとんどの場合で良性のものです。クッシング病になると水分を多く摂取するようになる傾向があり、そのため排尿の回数が増えるのです。

クッシング病は老犬に多く、発症するとお腹が出てきたり筋肉がたるんできたり、毛が普段よりも多く抜けるなどの症状が見られます。

【前立腺の病気】
雄犬の場合は、前立腺肥大によってトイレの回数が増えるケースがあります。肥大した前立腺が膀胱を圧迫することで頻尿の症状を引き起こしてしまいます。前立腺肥大になっている場合、排尿の際にいきむことが多いようです。

【妊娠によるもの】
妊娠中の犬は頻繁に排尿するケースがあります。お腹の中の胎児が大きくなると膀胱を圧迫して頻繁な尿意を感じさせるのです。出産とともに自然と治る場合がほとんどです。

猫の頻尿について

猫は体重1キロあたり、1日に20~45mlの水分を摂取すると言われています。これよりも多い量の尿をする場合は病気の可能性があります。

また、猫の1日あたりの排尿回数は2~3回程度とされています。これ以上の回数、排尿をする場合は頻尿であるとされています。

動物は自分で痛みや体調不良をうったえることが出来ません。普段から飼い主が健康状態を気づかい、何らかの変化がみられた場合は積極的に動物病院へ連れて行くようにしましょう。

【膀胱炎】
猫は膀胱炎になりやすい動物です。猫の膀胱炎は細菌に感染することで発症することが多いようです。進行すると血尿が出る場合もあります。人間と同様に膀胱炎はメス猫がかかりやすい病気です。

【心因性頻尿】
猫はとても神経質な動物で些細なことでストレスを感じてしまいます。その結果、心因性の頻尿になってしまうことがあります。引っ越しや、他の猫との同居がきっかけで発症するケースが多いようです。

【猫下部尿路疾患】
猫下部尿路疾患とは結晶や結石によって尿道が詰まる病気です。膀胱が傷ついたり、細菌に感染したりすることで頻尿など排尿に関するトラブルが発生します。結石はオス猫によく見られます。

【慢性腎不全】
猫も加齢とともに腎臓の機能が少しずつ低下していき、大部分が機能しなくなると慢性腎不全になってしまいます。慢性腎不全の主な症状は、多飲多尿です。以前より水を飲むようになったり、排尿の回数が増えたりした場合はこの病気を疑いましょう。

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