子供にも頻尿はある!「また?」と怒らないで!

頻尿は高齢者に多い症状ですが、子供に起こることもあります。子供の頻尿はほとんどの場合が膀胱炎または心因性頻尿のいずれかであると言われています。

【膀胱炎】
乳児の膀胱炎は発熱を伴うことが多いのですが、場合によっては全く症状が出ないこともあります。そのため、膀胱炎が見逃されてしまうことも少なくありません。

幼児の膀胱炎は、排尿時の痛みや腹部や背中の痛み、おもらしをしてしまうなどの症状がみられます。病状が進むと血尿が出ることもあります。

小学生以上になると、おもらしをすることは稀ですが、トイレが近くなります。普段よりも頻繁にトイレにいくようなら膀胱炎を疑い泌尿器科を受診するとよいでしょう。

【心因性頻尿】
心因性頻尿は4~6歳の子供が発症することが多く、女児よりも男児の方が多いようです。入学や入園、引っ越しなどで環境が変わったり、学校行事などでプレッシャーを感じたりした際に発症することが多いようです。

心因性頻尿は尿意のコントロールが出来るものでありません。頻繁にトイレにいったり、おもらしをしたりしたとしても、プレッシャーをかけるような言動は控えなければいけません。場合によっては症状がより重くなったり、症状の改善が難しくなったりするケースもあります。

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蟯虫と頻尿の関係

蟯虫(ぎょうちゅう)は、長さ1センチ程度の、動物に寄生する寄生虫です。主に人の盲腸に寄生して、肛門の周辺に卵を産み付けます。肛門の括約筋は睡眠時に弛緩するため、夜中に産卵をします。

そのため、粘着テープによる蟯虫検査は起床時に行うのです。蟯虫に寄生されると睡眠時に活動をするため、かゆみを感じて不眠の症状がでる場合があります。

蟯虫が膀胱に侵入すると、膀胱炎や頻尿の症状を引き起こすケースがあります。蟯虫に寄生されるのを防ぐためには手洗いをしっかりしたり、爪を短く切ったり、寝具をまめに洗濯するなど、身体や家の中を清潔に保つことが大切です。

子供の頻尿の対処法

【子供の膀胱炎への対応】
発熱を伴わない場合は、抗菌剤や抗生物質を服用すれば3日程度で治ります。高熱が出る場合は、腎盂炎が疑われます。腎盂炎になると、2週間程度は薬の服用が必要となります。

一度膀胱炎にかかると、繰り返してしまう傾向があります。そのため、普段から膀胱炎にならないような生活習慣を身につける必要があります。炭酸飲料やカフェインは膀胱を刺激するため、取り過ぎは良くありません。

また、長時間トイレに行かないと膀胱内で細菌が増殖してしまい、膀胱炎の原因となります。3~4時間に1回はトイレに行くようにしましょう。また、ゲームや宿題などに熱中するあまりトイレを我慢し過ぎないようにすることも大切です。

なお、体調が悪い時や、疲れているときなどは免疫力が低下してしまい、膀胱炎になりやすいため、早めに寝たり、栄養の豊富な食事をとったりするように心がけましょう。

【子供の心因性頻尿への対応】
子供に環境の変化があった場合は、新しい環境に適応できるよう周囲が気を配ることが大切です。また、緊張やプレッシャーを感じるようなことがあった場合は、子供がリラックスできるよう、ゆっくり話を聞くなどしてあげましょう。

子供の心因性頻尿は、趣味や勉強などに集中しているときは症状が現れにくいという特徴があります。なにか熱中出来ることが見つかると自然と治るケースもあります。また、親や家族が頻尿を気にし過ぎるのは子供にはプレッシャーとなり、症状の悪化を招くこともあります。

心因性頻尿は再発することも珍しくありませんが、成長とともに症状は現れにくくなっていきますので、長い目で見てあげることが大切です。

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