頻尿と塩分不足には意外な関係があるんです!

塩分の取り過ぎはよくないと言われていますが、それはなぜでしょうか?塩分を過剰に摂取した際に身体に起こる弊害には以下のようなものがあります。

【血圧を上昇させる】
塩分を過剰に摂取すると血液中の塩分濃度が上昇します。すると、濃度を薄めるために身体の中の水分が血液中に取り込まれ、血液量が増加して血圧が上昇してしまいます。高血圧は脳梗塞や狭心症などといった疾患を引き起こすこともあるため、放置すると危険な病気です。

【腎機能の低下】
腎臓には血液をろ過する働きがありますが、血液中の塩分濃度が高くなると負担がかかり機能が低下することがあります。また、腎臓には多くの血管が通っているため、血液の状態に影響されやすいこともあるため、塩分の取り過ぎは腎臓を傷めることになります。

【身体が浮腫む】
血中の塩分濃度が上昇すると、水分を取り込むことで濃度を下げようとします。血液量が増えることで血管が押し広げられた結果、毛細血管からしみ出した水分が細胞の周辺にたまり、身体が浮腫んでしまいます。

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頻尿と塩分不足の意外な関係

塩分の取り過ぎが頻尿を引き起こすケースがあります。血中の塩分濃度が上昇すると、腎臓が夜間に血圧を上昇させる物質を分泌するのです。

血圧が上がることで、尿と一緒に塩分が体外に排出されて体内の塩分濃度が正常に保たれます。このため、夜間に作られる尿の量が増えてしまい、夜寝ているときにトイレに起きてしまう夜間頻尿の症状が現れてしまうのです。

塩分不足が引き起こす弊害について

塩分を取り過ぎるのは健康のためによくないのですが、逆に不足することで様々な悪影響を及ぼすこともあります。

【運動時の脱水症状】
夏の暑い時期などは大量の汗をかきますが、その際に水分だけでなく塩分を一緒に摂取することが推奨されています。それは、汗とともに塩分が体外に排出されてしまうからです。

大量の発汗後は体内の塩分濃度が低い状態ですが、水分だけを補給するとより濃度が薄くなってしまいます。

極端に体内の塩分濃度が下がると、調整のために水分を体外へ排出しようとする機能が働き、汗や尿が多く作られます。そのため脱水症状が引き起こされるケースがあるのです。

なお、運動時は腎臓の働きが弱くなります。腎臓には血液中の成分をろ過する働きがありますが、この機能が抑制されるため、塩分が汗や尿として大量に排出されてしまいます。

塩分には神経伝達を助ける働きがあるため、不足することで筋肉の伸縮がうまくいかないなどの神経障害が発生する場合もあります。

【冷え性】
血液はナトリウムとカリウムのバランスによって保たれています。そのため塩分が不足し、ナトリウムが減少すると浸透圧の均衡が崩れ、血液の水分量が減少してしまいます。すると血液が濃くドロドロした状態になってしまい、血流が悪くなります。

そのため、血液が全身にくまなく行きわたらなくなり、手足などの末端に冷えが生じます。

【消化不良や食欲減退】
塩分は胃液などの消化液を作る材料であるため、体内の塩分濃度が下がると消化液も一緒に減少してしまいます。そのため消化不良を起こしたり、それによって食欲が減退したりすることがあります。

【めまい】
体内の塩分が不足すると、それ以上塩分濃度が下がらないよう、体内のナトリウム量に合わせて水分量を減らそうとする働きが起きます。そのため汗や尿として水分が体外に排出されてしまうのです。

体内の水分量の減少は、血液量の減少に結びつきます。血液が減ることで脳に十分な量の酸素が運ばれなくなるため、めまいを起こすことがあります。

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