脳梗塞とは

脳梗塞は脳へ血液を送る動脈が詰まることで引き起こされる疾患です。脳へつながる血管が詰まってしまうと、脳細胞へ血液が行きわたらず死滅してしまい、言語障害や手足のマヒなどの症状が起こります。

脳梗塞を発症すると、わずか数分後には細胞の壊死が始まってしまいます。そして時間の経過とともに病状は悪化し、後遺症が残る可能性も高くなります。少しでも早く病院で治療を受けることが予後を大きく左右することになります。

脳梗塞は朝に症状が出やすいと言われています。一般的に朝は血圧が低いため血流が悪く、また水分量も少ないことから、血液の状態はドロドロになっているのです。そのため脳の血管が詰まりやすくなってしまい、脳梗塞を引き起こしてしまうのです。

スポンサードリンク


脳梗塞の前触れとは

脳梗塞を発症する直前に以下のような症状が前触れとして現れることが多いようです。

・激しい頭痛やめまい
・手足に力が入らない・しびれる
・身体の半身にしびれを感じる
・言葉が出にくい、ろれつが回らない
・ものが二重に見える


これらの症状が現れた時は、脳梗塞の前触れである可能性が高く、すぐに医療機関を受診すべきです。しかし、これらの症状はほとんどの場合1時間程度、長くても24時間以内には消失してしまいます。そのため、一過性の体調不良とみなされてしまいがちです。

これらの症状が出た人の20%程度は1か月以内に、50%程度は1年以内に脳梗塞を発症すると言われています。脳梗塞の前触れと思われる症状が見られた時には検査を受けて、脳梗塞の予防に努めることが大切です。

脳梗塞の治療について

脳梗塞は基本的に薬剤による治療を行います。脳梗塞の治療薬には様々なものがあり、症状に応じて医師が判断し最適と思われるものを投与します。

【血栓溶解薬】
血管内の血栓を溶かし、血流の改善をはかる薬剤です。脳梗塞の発症後、5時間以内に投与することが出来れば絶大な効果が期待できます。

【抗血小板薬】
血小板の機能を抑制し、動脈内に血栓が出来るのを防ぎます。脳梗塞の悪化と再発を防ぐ薬剤です。

【抗凝固薬】
血液の凝固を阻止する薬剤で、静脈や心臓内に血栓が出来るのを防ぎ、脳梗塞の悪化と再発を防ぎます。

【脳保護薬】
脳梗塞による後遺症の軽減が期待できる薬剤です。脳梗塞を発症した際に発生する有害物質を排除し、脳細胞が壊死するのを阻止します。

脳梗塞の治療と予防

脳梗塞は、高血圧、高脂血症、糖尿病などといった持病のある人がかかりやすい疾患であると言われています。これらの生活習慣病にかかっている人はしっかりと治療をすることが大切です。

また、脳梗塞の予防には魚の油に含まれるEPAという成分の摂取が有効であると言われています。EPAには中性脂肪やコレステロールを減らす作用があり、血栓の予防や動脈硬化の予防に優れた効果を発揮します。また魚に含まれるDHAにはEPAと同様の働きがあります。

DHAは白身魚よりも青魚に豊富に含まれていると言われています。イワシやマグロ、ブリ、サバ、サンマなどといった魚を日常的に食べることで脳梗塞の予防効果は高まります。

隠れ脳梗塞が引き起こす頻尿・尿漏れ

頻尿や尿漏れの症状に悩んでいる人の中には、隠れ脳梗塞の人が多いと言われています。隠れ脳梗塞とは、自覚症状のない脳梗塞のことです。

自覚症状が無いものの隠れ脳梗塞の人は、何もない人と比較して将来的に脳梗塞が発症する危険性が4倍になるというデータもあるようです。

隠れ脳梗塞は目に見える症状こそないものの、脳組織の一部は壊死した状態です。排尿をコントロールする大脳や脳幹がダメージを受けると、頻尿などの排尿に関するトラブルが起こり泌尿器科で治療を受けてもなかなか改善しないということも多いようです。

スポンサードリンク


頻尿の基礎知識
頻尿の原因・症状・対処法
男性の頻尿の原因・症状・対処法
女性の頻尿の原因・症状・対処法
残尿感の原因と解消法
頻尿で受診するなら
自分でできる頻尿対策
テレビで放送された頻尿情報