自律神経失調症とは

自律神経はあらゆる臓器や器官に行きわたる神経であり、呼吸や体温調整、血圧、排尿、排便などをコントロールする働きがあります。自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあり、一方が活発になっているときは、一方が休止をします。

交感神経は日中や活動時に優位になります。副交感神経は夜間やゆったり過ごしているときに優位になります。このバランスが崩れてしまうと、自律神経失調症という状態になってしまうのです。

自立神経失調症には次のような症状があります。

・寝つきが悪く夜中に何度も目が覚める
・頭が重く感じたり、ズキズキと痛んだりする
・低体温や微熱が続く
・動悸、息切れ、胸部の圧迫感、息が吸いにくい
・手足がしびれる・冷える・火照る
・肩や首の凝り、関節の痛み
・耳鳴り、喉の異物感、口の渇き

これらの症状は疲労時や風邪をひいたときなどに多く現れるものであるため、ただの体調不良だと思い放置してしまうケースも少なくありません。なかなか症状が良くならない場合は自律神経失調症を疑うべきでしょう。

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自律神経失調症と頻尿の関係

自立神経失調症になり交感神経のたかぶりが続くと、頻尿の症状が現れることがあります。誰でも緊張したときにトイレが近くなるのを感じたことがあるのではないでしょうか?

人は緊張したとき交感神経の働きが優位になりますが、交感神経優位の状態では排尿が促されることから起こる現象です。

交感神経は日中の活動時に優位になり、副交感神経は夜間の就寝時などに優位になります。そのため、夜間は頻尿の症状が出ないけれど、日中にトイレにいく回数が多くなるというケースが多く見受けられます。

また、自律神経失調症の人の多くは過剰なストレスを日常的に感じているケースが少なくありません。そのためストレスが原因の心因性頻尿にかかることもあるようです。

自律神経の排尿コントロール

排尿は自律神経によって制御されています。排尿は膀胱が収縮することで尿が押し出されて起こります。また、排尿時以外は膀胱が弛緩することで尿がためられます。

このバランスが保たれることで排尿がコントロールされているのですが、この働きの裏では交感神経、副交感神経、体性神経の3つが複雑に機能しています。

膀胱には、交感神経が働く「下腹神経」、副交感神経が働く「骨盤神経」、体性神経が働く「陰部神経」があります。下腹神経が機能すると膀胱の筋肉が緩み、尿道括約筋が収縮して尿が膀胱内に溜められます。

骨盤神経が機能すると膀胱は収縮して、尿を体外に排出しようとします。陰部神経には尿道括約筋の調整をする働きがあり、畜尿時は尿道括約筋がストッパーの役割を果たすことで尿漏れを防ぎ、弛緩することで尿道が開いて排尿が出来るのです。

これらの神経の働きは、排尿中枢によってコントロールされています。このように排尿は神経の複雑な働きによって正常に保たれているのです。

自律神経を整える方法

自律神経を整えるためにはストレスをためないことが大切です。日常的にストレスを感じていると、交感神経優位の状態が続き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

仕事や人間関係でストレスを感じた時は、ゆっくりとお風呂につかったり、身体を動かしたりして上手にストレス解消をしましょう。場合によっては心療内科を受診してカウンセリングを受けるのも良いでしょう。

また、生活習慣の乱れは自律神経のバランスを崩します。早寝早起きをして、栄養バランスのよい食事を摂るように心がけましょう。夜更かしをすると、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかず、自律神経失調症を引き起こしやすくなります。

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