高血圧とは

高血圧の国内の患者数は4,000万人以上とされていて、日本人に最も多い病気であると言われています。高血圧は血圧の高い状態が継続する病気です。

血圧とは、血液が血管に与える圧力のことで、病院で測定した場合は140/90mmHg以上、家庭で測定した場合は135/85mmHg以上が高血圧であると定義されています。

高血圧の治療をせず放置すると、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などといった重大な疾患を引き起こしてしまうケースもあります。

高血圧は主に経口剤の服用で症状を抑えることができますが、適度な運動、塩分やお酒を控えるなど、生活習慣を改善することも大切です。

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高血圧と腎硬化症の関係

腎臓は血液に乗って運ばれてきた老廃物を、腎臓内にある糸球体と呼ばれる網のような毛細血管の集合体でろ過し、尿として排出する働きがあります。

腎臓の持つろ過機能は糸球体にかかる圧力、つまり血圧に影響を受けます。高血圧の状態が続くと、糸球体硬化といって、糸球体の動脈が動脈硬化を起こしてしまい、ろ過機能が低下してしまうのです。これを腎硬化症といいます。

腎硬化症には良性と悪性があります。良性腎硬化症の自覚症状としては、動機や肩こり、めまいなどがあります。病期が進行すると、腎機能が低下し、腎不全を引き起こすケースもあります。

その際は、タンパク尿や血尿、貧血や浮腫み、食欲不振、倦怠感などの症状が現れます。

悪性腎硬化症は、血圧が急激に上昇することで腎機能が低下するだけでなく、心臓や消化器、神経などに障害が起こる尿毒素という症状に繋がることもあります。

尿毒素が悪化すると、意識障害やけいれん、視力障害など深刻な症状が現れる場合もあります。

高血圧による腎機能低下

高血圧の状態が続くと、腎臓に負担がかかり、腎機能が低下するケースは少なくありません。腎臓は、血液から塩分や老廃物をろ過して、尿として身体の外に排出する働きがあります。

その働きが低下することで頻尿など、排尿に関する障害が出る場合があります。

高血圧の治療や予防に努めることも大切ですが、腎機能の低下を防ぐことも重要なことです。喫煙や過度なアルコールの摂取、生活習慣の乱れやストレスなどは腎機能の低下を招くと言われています。

高血圧と頻尿の関係

高血圧になると頻尿の症状が現れることが多いようです。高血圧の人は、脳や副腎髄質、交感神経に存在するカテコールアミンという物質が過剰に分泌されます。カテコールアミンが増加することで、腎臓の血流が悪くなり尿の生成が抑制されてしまいます。

しかし、カテコールアミンの分泌は夜になると低下するため、抑えられていた腎臓の血流が良くなり、尿の生成が活発になるのです。そのため夜間頻尿の症状が引き起こされてしまうケースがあります。

また、高血圧の人は血液が濃い状態にあります。血液を薄くするために体内の水分が使われることから喉が渇きやすく、水分を多く摂取する傾向があり、その結果頻尿の症状が出る場合があります。

トイレが近くなるのを嫌い、水分の摂取を控える人もいるかもしれませんが、高血圧の人が水分を十分にとらないと血液がどんどん濃くなりドロドロになってしまいますので注意が必要です。

高血圧の治療薬と頻尿の関係

高血圧の治療薬を服用することで頻尿の症状が出る場合があります。高血圧の治療にはよく利尿剤がつかわれます。尿が身体の外に排出される際、ナトリウムが一緒に排出されるのですが、体内のナトリウムが減少すると血圧が下がることが期待できるのです。

利尿剤を服用すると体内から多くの水分が尿として排出されることから、頻繁に尿意をもよおしてしまうのです。

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